この商品は2023/11/11〜台数限定商品となります。
現在加工中のため、予約受付となります。
お届けは2023年12月下旬となります。
部材加工に遅延があった場合遅れることをご容赦ください
原材料高騰のため、価格改定を余儀なくされました。
ご容赦ください。
ただ無心で作り上げ、心血を注ぎこんだ、オーバークオリティな電子煙管です。
このあとの類似品は、ただの廉価品になります。
■伝統意匠の美学
古来より「煙管」は「喫煙具」、そして茶道の「茶器」でした。
休むを一服と言うように、合間を見て「くつろいでください」とおもてなしをする茶道具です。
日本を代表する「浮世絵」や「源氏絵」に煙管は数多く描かれます。
そんな日本のアイコン的製品を、全世界に発信すべく現代風にリ・デザイン。
前作「初陣」の形状を引き継ぎながら、全くの別物へと進化、より長くなりました。
■電子制御のこだわり
安全、使いやすさ、出力、すべてをギリギリまで攻めました。
電子タバコの括りは、大きく分けて2種類ございます。
加熱式タバコ・・・タバコ葉を使う。Heat-Not-Burn(HNB)Devices。
電子タバコ・・・・タバコを吸わない。グリセリン化合物を吸って吐く。VAPE。
電子煙管は、タバコ葉を使いません。
煙に見える蒸気はグリセリンです。ご安心ください。
電子タバコの機能を維持しつつ、形状にお収まるようリチウムバッテリーから電子基板まで、1から設計。
可変出力機能を盛り込んだものの、フォルムを崩さない場所がなく、ボタンが配置できませんでした。
■精密工法の追及
採算度外視。
妥協予定だったパーツ接合面、違和感をなくしました。
安価な合金鋳造にて製作予定も、量産が困難な形状から断念。
品質の追求と軽量化、利便性を追求し採算度外視で火皿の素材をアルミニウムに変更。
MAKUAKEに掲載したメカニカルな試作から、フォルム一体型の美しさを追求しました。
「持ちやすさ」・「使いやすさ」・「デザイン」
すべてに良し、な一品です。
■妥協なき可変出力
火皿に可変出力ボタンを内蔵。
半導体不足から開発遅延の一因となりました。
出力の変更とLED色が切り替わり、異常時にボタンを押すことで故障確認機能を搭載。
「初陣」で得たこれまでのノウハウが、ここへ生かしました。
■電子煙管の作る未来
日本は地形的な面から、歴史的に長き平和な時代を経て、独特の文化を作り上げてきました。
その平和な時代に花開いた文化は、独自の魅力を輝かせ、世界中から注目されています。
日本という土壌で培われた文化、装飾や芸能など、これからの時代に伝承していくためのひとつとして「煙管」に現代技術と、沼田茶舗の発想を詰め込みました。
また、「煙管」は現在のたばこの前身です。
煙は蒸気になりましたが、副流煙を気にしない「おもてなし」は未来へ残したい。
電子煙管誕生の理由の一つです。
■「虎御前」の由来
この電子煙管・虎御前は、強者の異名として例えられる「虎」をモチーフに、虎柄と黄金色で力強さを表現しました。
また
「虎」は厄除け・疫病除けと、風水で象徴的な役割です。
電子煙管の主題には日本の「石」を題材としております。
「虎御前」は「日本三大仇討ち」のひとつ『曽我物語』に登場。
名前は虎池弁財天に願をかけて授かったことで虎と名付けられた事に由来します。
虎の生石「虎御石」は「虎の成長と共にこの石も成長する」という逸話もございます。
まだまだ、長くなります。
●商品特徴
■そっと差し込むように吸う。
些細な仕草「咥えやすさ」を考え、先端は約8mm。
金属製へと更新したことで高級感、重量感が前作より増しております。
外観だけではなく、内部機能も再設計。
「初陣」は吸い口をカートリッジに被せる方式でした。
「虎御前」は熱源一体型へ抜本的な仕様変更を行っています。
中央の支柱はヒートポールと名付け、吸い口全体を支えます。
前作で起きていた、「抜けなくなる」不具合はこれで起きません。
難点は、デザインを優先したため残量が見えません。
このマウスピース部分が、液体保持部の蓋となります
液体は3.5mlほど注入可能です。
まずは1mlくらい入れて、ヒートユニット内部になじませてからからお使いください。
前作より、ヒートユニット部分が4倍増です。
煙(ミスト)は濃厚です。
■火を入れる
電子煙管に「火を入れる」の意を込め、火皿に充電端子を開発しました。
火皿は動作時にLEDが点灯。要充電は点滅でお知らせします。
この火皿は内部修理を念頭に、拡張性とデザインの多様化を考え再構成。
設計を繰り返す事は3桁、雁首の中はパズル状態です。
元のフォルムを維持したまま鋳造するには複雑な構造でした。
デザインを損なわずに巧みに分割、接合ラインも美学を追求しました。
■「吸えば動く」 をよりアップグレード。
定電圧出力システムと気流検出センサーを搭載。
このシステムを搭載することで、最後までご満足いただけるミスト量を楽しむことが出来ます。
気流検出センサーは吸ったときにスイッチが入る仕組み。
「吸えば動く」この簡単な動作に様々な技術を開発、詰め込んでいます。
■長時間稼働設計
煙管という形状を生かし、リチウムポリマー電池を2つ内臓。出力は80%程度に抑えました。
タバコ型の電子タバコの約2倍の容量です。思ったより長くお楽しみいただけます。
使う人、製品本体、リチウム電池、この3つの安全性をより高めております。
製品の安全仕様について
電子タバコの事故は、世界的に報告されております。
危険視される理由は、液体(E-リキッド)内にいろいろ混ぜるからです。
バッテリー事故の原因はリチウム電池の過剰放電や過剰充電にあります。
この対策として、充電器などに安全対策を施しました。
落下などの衝撃は、火皿がバンパーの役割を果たし、爆発を防ぎます。
火皿はアルミニウム、商品よりサイフにダメージを与えるほど高価です。
ご安心ください。
今回も、ポケットやカバンに入りきらない、スケールの大きなものです。
■シンプルで簡単の追求
電子煙管にUSB端子の穴は美しくないため、別の充電器を作りました。
充電器を独自開発、安全を二重化しました。
煙管特有の、あの「カコン」を「カシャッ」という感じで表現しました。
デザインのモチーフは庭園の石です。
この充電器には
【過充電】
【過電流】
【過電圧】
3つを対策した保護回路を内臓。
リチウム電池に起きやすい過充電による爆発事故を検証した対策システムです。
■使い方
ヒートユニット内部に、E-リキッドを流し、蓋をして吸う。
煙が出る。
とても簡単に使えます。
※まずは1mlくらい入れて、ヒートユニット内部になじませてからからお使いください。
※馴染ませないと、液漏れを起こす原因となります。
■ヒートユニットの交換。
マウスピース、タンク部分を外して、センターポールを交換します。
交換の際は、中の液体は抽出、廃棄のうえ交換して下さい。
■充電方法
火皿を充電器の端子に刺すと自動で充電が始まります。
LEDが赤になったら充電開始。緑に変わったら充電終了です。
充電LEDは控えめに発光しています。
■製品仕様
セット内容
・火皿バッテリー1点
・組み立て済ヒートユニット1点
・予備ヒートポール1点
・充電器 1点
・取り扱い説明書1点
■本体仕様
全長:約330+mm(バッテリー+ヒートユニット)
重量:約120g(液体を除く)
火皿バッテリー
バッテリー容量:520mAh
最低稼働抵抗値 1.6Ω
出力4.0±0.1V
8秒使用として400回〜(電池は年月とともに品質・性能が低下します。)
気流センサーによる吸引稼働タイプ(オートセンサー搭載)
充電器
入力/出力:5V 0.5A
・スプリングpinによるマグネット接点式充電
・過充電対策のためタイマー機能搭載
・短絡、過電圧対策のシャットダウン機能。
・リチウム電池保護機能搭載。充電時、リチウム電池の負担を軽減します。
充電器のLED表示について
赤:充電中
緑:充電完了、未充電
黄:長時間充電など、充電異常の表示と共に充電停止
消灯:充電端子エラー
黄色、消灯は、USBの抜き差し行ってください。
ヒートユニット/ヒートポール
抵抗値1.9±0.1Ω コイルポール1点同封(本体内蔵品1点+予備1点)
お客様にてE-リキッドをご用意、注入するタイプとなります。
設計開発組立:日本(沼田茶舗内)
表記価格の変更について
クラウドファンディングでは税込み価格24200円と表記していました。
為替変動や原材料の物価高騰、そしてクオリティを追及したことによって、当初の販売希望価格でのご提供は困難な状況となりました。
40,000円でも安いと言われるほど、すべて追い込んだ製品です。
開発・製作風景